辺境で船を漕ぐ

自分が読みたい言葉を書きます。

忘れえぬ日々のために

" data-en-clipboard="true">時系列のつなぎ目としての出来事 " data-en-clipboard="true">過去の記憶を振り返る時、何が出来事として記憶されるだろうか。必要なのは変化だとは考えられる。例えば過去の記憶を時系列順に書き出したとき、それ以前とそれ以後…

草の根に出来る事を考える その①

前置き:考えるための言葉について、あるいはゾンビに抗う術としての このブログは、自分が読みたい言葉、考えるための言葉を書く場所である。そのように宣言しているのは、もちろん文字通りの意味もあるのだが、一方で、ある種の世間的な事柄とこの場所とを…

とあるライブの振り返り

たまには日記らしい日記というのも書いてみます。何となくですが、日々の出来事を書く時には、誰かに話すようなイメージがあります。ブログで、「誰かに話す」というと、やや不特定多数を想定する事になります。そういう時の自分はですます調になる傾向があ…

欲望と希望の間で

明日の指針としての希望と、現在の充足を求める欲望 前回の続きから始めたい。どうして、自分にとって1番大事な事は何か、を考えなければならないのかといえば、要するにそれが生きる希望になるからだ。希望というのはつまり、今より先の未来についての思考…

反省するとはいかなる事か

半生を反省する前に 若い内の過去の反省は、苛烈なものになりやすい、と老師内田樹さんがブログで書いていた。あれがダメだとかこれが良くないとか、否定的な物になりやすいらしい。内田先生としては、だから反省するなという話ではなかったとは思うのだけれ…

やめたりはじめてみたり

Stanley Parableというゲームがある。steamで購入できるインディーズゲームなのだが、プレイした人間からすると、厳密にこれをゲームと呼んで良いのかどうか分からない。それくらいゲームらしくない。少なくとも、ドラクエやFFのように、ワクワクする物語や…

橋本治を読むことについて

最近、ここ半年ぐらいの話だが、過去に自分が途中でやめたり、諦めたりした事をやり直す、という事を基準で趣味を始めている。特に、無闇にやっていたことではなく、殊更の熱意をもってやっていた事である。このブログもそのひとつだが、今取り組んでいるの…

このブログについて、これからのこと

ブログをはじめてから、早速更新間隔が空いてしまった。書く時間を確保するのがなかなか難しいのです。以前にブログをやっていた頃は、それこそ学生だったこともあり、時間も確保しやすかった。僅か数千文字の記事に、ああでもない、こうでもないと書いては…

無題

ブログを再開したのは10年ぶりくらいになる。と、自分で書いてみて驚いている。最初に「5年ぶりの」って打ち込んでみて、「あれ、そういえば・・・」と気づき、いつくらいから書かなくなったのか計算してみたら、5年なんてレベルじゃなかった。どおりで歳を…

とりあえず再開してみようということで:言葉を書く快楽について

数え切れないほどの三日坊主を繰り返してきたこの四半世紀プラスアルファの人生の中で、唯一、まとまった年数、まともに継続していた習慣をひとつあげるとしたら、日記をつけるということになるだろう。ただ「日記をつける」ではなく、インターネットという…