辺境で船を漕ぐ

自分が読みたい言葉を書きます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

忘れえぬ日々のために

" data-en-clipboard="true">時系列のつなぎ目としての出来事 " data-en-clipboard="true">過去の記憶を振り返る時、何が出来事として記憶されるだろうか。必要なのは変化だとは考えられる。例えば過去の記憶を時系列順に書き出したとき、それ以前とそれ以後…

草の根に出来る事を考える その①

前置き:考えるための言葉について、あるいはゾンビに抗う術としての このブログは、自分が読みたい言葉、考えるための言葉を書く場所である。そのように宣言しているのは、もちろん文字通りの意味もあるのだが、一方で、ある種の世間的な事柄とこの場所とを…

とあるライブの振り返り

たまには日記らしい日記というのも書いてみます。何となくですが、日々の出来事を書く時には、誰かに話すようなイメージがあります。ブログで、「誰かに話す」というと、やや不特定多数を想定する事になります。そういう時の自分はですます調になる傾向があ…

欲望と希望の間で

明日の指針としての希望と、現在の充足を求める欲望 前回の続きから始めたい。どうして、自分にとって1番大事な事は何か、を考えなければならないのかといえば、要するにそれが生きる希望になるからだ。希望というのはつまり、今より先の未来についての思考…

反省するとはいかなる事か

半生を反省する前に 若い内の過去の反省は、苛烈なものになりやすい、と老師内田樹さんがブログで書いていた。あれがダメだとかこれが良くないとか、否定的な物になりやすいらしい。内田先生としては、だから反省するなという話ではなかったとは思うのだけれ…