辺境で船を漕ぐ

自分が読みたい言葉を書きます。

このブログについて、これからのこと

ブログをはじめてから、早速更新間隔が空いてしまった。書く時間を確保するのがなかなか難しいのです。以前にブログをやっていた頃は、それこそ学生だったこともあり、時間も確保しやすかった。僅か数千文字の記事に、ああでもない、こうでもないと書いては消しを繰り返して、夜に始めたのが、気が付けば朝方になっている事もあった。ヒマだったんだろうな、とも思うけど、そんな益体ない行為に時間を掛けられていた時代が愛おしいと思う。

ひとまず、始めようと思ってからまだ日が浅くて、自分の生活時間の内のどこに、書く時間を確保していくか、また、どの程度の頻度を目処に書いていくか、折り合いがついていないので、しばらくは不定期更新になっていくとは思いますが、たまに見つけて読んでくれたら、ちょっとだけ喜びます。

  物凄く身勝手好き勝手に書いているから、チラシの裏に書いて自己満足してればいいんじゃないかとも思うのです。試していた時期はあったのですが、1日と続かなかったですね。自分の面倒だなあ、って思う所なのですが、大勢ではないにせよ、誰かに見られるかもしれない、そういう環境でないと続かないようです。それもこれも、自分が10代の頃からずっとインターネット上で書いたり考えたりしてきたという来歴のせいかもしれません。この辺りの自分自身の考えている事、当時のネットの感じと今のSNSに感じていることなんかも、機会があれば書いてみたいですね。

  なんとなく、このブログの方向性をぼんやりと考えているのですが、とりあえず、その時に感じた事思った事について考えた事を書く、を指針にしてみようと思っています。逆に言うと、日記とは違い、あった出来事はなるべく書かない、という事です。ご飯食べた、歯磨いた、仕事がほにゃらら、遊びに行った、何時に寝た等、私のドキュメントに当たる部分を書かないで、その過程で自分が感じた事思った事を書く。とはいっても、あんまりあれはダメこれはダメってやってると制約ばかりで書けなくなってしまうので、あくまで指針、です。面白い出来事があれば、上手い事ちょろまかして書きたいとも思います。

無題

 ブログを再開したのは10年ぶりくらいになる。と、自分で書いてみて驚いている。最初に「5年ぶりの」って打ち込んでみて、「あれ、そういえば・・・」と気づき、いつくらいから書かなくなったのか計算してみたら、5年なんてレベルじゃなかった。どおりで歳を取るわけだ。無意識的な部分で、5年くらいのスパンであって欲しかったのかもしれない。

 ブログを再開するにあたり、グーグル先生にブログの書き方を聞いたところ、文字数が多いほうが良いよと教えられたので、可能な限り水増ししてみよう…というのは全くの冗談だけれど、検索してもアフィリエイト云々とか、テーマが云々とか、もちろんテーマは大事だけど、やれ、簡潔でわかりやすい、伝わりやすい文章が、とか、5W1Hをはっきり、とか、見ているうちにめんどくさくなってきたのでそういうの気にしないでつらつら書きます。この文章も読点だらけのダラダラ垂れ流しで何言ってるんだか分からないって感じでしょうけど、現時点では何かを言うつもりでは書いていないので、そこはどうにかご了承いただきたいと思うのです。なにせ、ブログのタイトルに「船を漕ぐ」なんて書いてますから、文章だって舟漕いでますよ。あっちいったりこっちいったり、気がつくとどこにいるのやら分からなくなります。でもまあ、それも基本的には自分なりの意図に沿って、自覚的にフラフラしているわけですが、その辺の詳しい話はまた今度にします。

  さて、こうやって書き始めるに辺り、自分の情報をどこまで開示するか、悩んでいるところです。今のところ、記事が1個しかなくて、しかもそれがこうだ!とか、である!とか書いている上に、プロフィールアイコンがモノクロおじさんだから、これパッと開いた人にはなんだこれって印象かもしれない。でも、だからと言ってあれもこれも開けっぴろげに公開するのはなんか違う感じがします。ビジネスやアフィリエイトの為にブログを書いている方々と違い、ここでの私は、なるべく何者でもないように、自由に振る舞いたい、と考えているからです。せめてここで書いている間だけでも、そういう時間が欲しい。そのささやかな時間が侵されない程度の範囲で、自分の情報を留めておくのが良いのかもしれません。悩んでるって書いたクセに結論が出てしまいましたね。

とりあえず再開してみようということで:言葉を書く快楽について

 数え切れないほどの三日坊主を繰り返してきたこの四半世紀プラスアルファの人生の中で、唯一、まとまった年数、まともに継続していた習慣をひとつあげるとしたら、日記をつけるということになるだろう。ただ「日記をつける」ではなく、インターネットという、不特定多数に見られる場所で、自分の日常のあることないことをさらけ出すという行為、である。高校時代から数えて大学の学部時代の終わりまでの数年間、毎日更新するということはなかったけれど、日々のどこかで、「今日はブログを更新しよう」とか、あるいは「めんどくさいからいいや」とかそんな選択が頭をもたげていた。

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